蟹リスト(2016年11月)
雑記の続きと、興味のあることのリスト(備忘用)です。
自分の今している仕事を、一からちゃんと考えてみよう。
と思って以下記事を投稿しました。ひいては、このブログが世間のプログラマー・情報系エンジニアがするブログの真似事遊びなのですが、真似事遊びであることをちゃんと実感しよう、僕はいまだに何者でもなくて、技術者ワナビーでしかない、ということをきちんと実感しようということです。
そして自分は今一人のサラリーマンなのですが、そのサラリーマンであることを取り巻く個人的な嫌なこと(あるいは楽しいこと)を、ある程度正直に、文章にしてみて、(嫌だけど)人に読んでもらうことで、何か生まれるんじゃないかという期待です。*1
以下、補足など。
大学時代の研究やプログラミングが楽しかった理由を考えた。
・「なんで一銭にもならないのに、楽しかったのかし、ついやってしまったのか?」ということについて掘り下げてみました
・逆になんで仕事自体は楽しくないのか、について考えるヒントにしようと思いました。
・つまり私は大学時代の研究のときに感じていたことと逆のことを、今の仕事について思っているわけで
「仕事をコントロールできている実感がない」
「自己裁量権が少ない」
「属人的な知識やスキルが小さく、また仕事を進める上で、基本の前提条件ですら個人では集められない情報ばかり」
「専門家であることを求められず、マルチタスクな仕事ばかりを求められる(別に自分じゃなくてもできることばかり)」
「なにかのゴールを達成するまで、それに関わる主体や人の数が多すぎて、自分の仕事の部分が見えづらい」
「結果が出るまでが数か月~数年スパンととても遅く、結果から自分のパフォーマンスを改善するということをしづらいため、自分が成長できている実感がない」
「使われる要素技術がとても古い」
と思っています。
・こういう仕事のやりがいとかについては、「技術職」全体をなるべく俯瞰しながら、広範的に考えていきたいと思います。
プログラミングしていて思う「世界がコントロール可能であるのでは」という感覚。
・これは僕が物事を大げさにとらえがちな人間である、というのは一面の真実なのですが、それだけではない世間の情勢について補足。
・ラズベリーパイでIoTをしたりするブームがあるように、ハード面の技術的な検討でさえプログラミング可能にすることができ、ソフトからハードへの適用がどんどんシームレスになってきている
・例えば職員にウェアラブルデバイスをつけて行動を把握・管理するであるとか、監視カメラ等の画像を解析することで人の動きを定量的に把握し、都市計画に応用する・店の陳列などを最適化するといった、人工知能や最適化数学を、「社会」や「人間」そのものに適用するといった取り組みも進んでいる。
・そのことを受けて考えると、あなたが今持っているノートPC・タブレット・スマートフォンの操作で、ハード面の技術業務も行えるようになるばかりか、経営、人材管理といった人文社会的な諸問題も、そういうアプローチで解決できるようになるのではないか。とか。
以下、そういう技術者ワナビーがこれからコーディングして遊んだり考えたりしたい(そしてできれば記事にしようと思っている)リストです*2
・自分の仕事で耐震シュミレーションとかはほとんど外注だけど、最近勉強してみたら有限要素法(FEM)はそんなに難しくないのでは?と思ったのでPythonでやってみる。あわせて、現時点で個人が手軽にFEMを用いた設計をできる方法についてまとめる。
・技術職全体を分類してみる。その中でのやりがいや、求められる人物適正について考えてみる。
・技術職について考えてみた上で、近年のAIやブロックチェーンといった技術の普及によって、どんな仕事が消え、どんな仕事が増えるのか。また普及の黎明期である現在において、将来の自分の優位性を高めるために、どういう主体でその流れに介在できるのか(どうすれば勝ち馬に乗れるのか考える)
・日本だけの特徴と聞いている、「厳格なルールと恣意的な運用」(特に道路交通法の関係)にいろいろ思うところがあるので、そういうものに対してアナーキズムを表明できる技術的な検討について考える。具体的には、警察の違反取締の情報を共有できるアプリを作りたい。